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こんにちは、ひげぶろです。
僕は元調理師でしたが、30代後半から動き出し完全未経験からWebコーダーへと転職しました。
Webコーダーはググると参入障壁が低いと感じる記事をたくさん見かけますが(誰でもなれるし、すぐできるなど)安定した給料を継続していただくとなると話は別です。しかも30代後半なら尚更。
ここでは実体験を基にどのようにしてWebコーダーとして転職できたのかを書いていきたいと思います。

30代後半からWeb業界に転職するまでのリアルな過程を聞きたい



未経験からの転職はできないのかな?
こういった悩みを解決します
境遇としては
・年齢が高め(30代後半〜)&未経験
・高卒、PC関連のスキルなし
という方にはより参考になるかと思います。
- Webコーダーに転職するまでの道のり
- 結論:30代後半はWebコーダーに就くことも難しい。時間を大切に正しい努力をしましょう。
自己紹介から転職までの概要


簡単に自分の経歴を紹介します。
上京そして調理の道へ
学生時代にドラムにハマってしまい音楽の道を志す。高校卒業後上京するも、計画性が皆無だった為東京の荒波に早々に負けてしまい調理人として生きていくことを決意。
以降10年近く和食居酒屋の調理人として従事。
調理人に進んだ理由はシンプルに学がないということと、料理が好きだったから。
経験を積んでいくうちに作る楽しさと難しさ、人との出会いにも恵まれて、成長を実感できる日々でした。
帰郷のタイミングで転職を決意
月日が流れて様々な理由から帰郷することになり、調理の仕事を探しても給食センターか冠婚葬祭系、または病院関連しか求人がなくやっていけるか不安になりました。
このタイミングで、Webデザイナーをしている友人に話を聞いていたら隣の芝が青々と見えすぎてしまったこと、コロナ禍による飲食業不振も重なってWebデザイナーへの転職を決意しました。



当時は長時間拘束される働き方にも疑問を感じていました
いざ転職、でも何もできない。
Webデザイナーへ転職しようと決意したの良いのですが、当時私はタイピングもまともにできませんでした。包丁を握っている時間の方が圧倒的に長かったのでほとんどPCに触れたこともない状態でした。
ドメインって何?うまいの?って状況です。
ただし決意してからは圧倒的に数をこなしました。質にこだわるほど知識もない上に理解が追いついてないからもう量をこなすしかなかったのです。また、帰郷もしなくてはいけなかったので待ったなしでした。
この間はもちろん働かなくてはならなかったので、知り合いのツテで板金業でアルバイトしていました。
アルバイトをして夜学習する。このスタンスを1年程行いました。この勉強期間中にWeb構築やマーケティングが面白くなり、Webデザインからフロントエンド業を目指すことにシフトしいくことになりました。
職業訓練校へ
勉強もだいぶ理解が深まってきたのでそろそろ転職活動をしようかと考えていたときに、ハローワークで職業訓練校の存在を知ることになりました。
正直勉強自体はオンラインスクールや本等の教材で間に合っていたのですが、職業訓練校ではWebデザイナーというコースがあることや企業実習があることを知り、少しでも転職への糸口を掴むため入校することを決めました。そしてタイミングよく入校。約4ヶ月通いました。
転職活動 = 地獄
職業訓練校を終えて、ポートフォリもしっかり作成して転職活動をガッツリと始めました。
結果、Web制作関連を20社以上受けて書類通過したのは約3社。しかし全滅。
書類審査を通過し、遠いところで約2時間近く車で行って面接までしたのですが、別事業をやりたいという見当違いな打診をされて即終了ということもありました。なんで呼んだんだろうか今でも謎です。
他には、何か良いアイディアを出したら入社を考えてやっても良いと言われたこともあります。
これもWeb制作とは関係ない事業の話です。
作品制作はもちろん、志望動機とかめちゃ考えたので本当に悔しかったことを覚えています。
そして最後の最後で今の会社に拾ってもらえた形となり現在に至ります。本当にギリギリでした。。
現在はこの会社で良い結果を出せるよう頑張っています。



自分の場合、もうこれで最後!というところで決まりました。
本当に最後まで何があるかわかりませんね。
誰でも最初は未経験


色々紆余曲折ありましたが、僕は未経験から転職できました。
「運が良かった」という見方もあれば、「諦めずに突き進んだ結果」という見方もできます。
どちらにも共通するのは、行動しないと得られなかった結果です。
自分の場合、具体的に動いていくことで次にすべきことがどんどん見えてきたので、不安になるよりもこなすことに必死でした笑
とはいえ過去の自分も未経験やスキルを気にしていた時期がなかったわけではありません。しかしそれよりも時間を気にしていました。なんせ年齢も年齢なので。。
時間は確実に減っていきます。何よりも先ずは正しい努力を継続して最短で転職できる方法を考えましょう。
まとめ
今回は未経験からWebコーダーに転職するまでの過程を書きました。
転職までに行なってきた勉強内容の詳細等はまた別記事でご紹介していきたいと思います。
転職活動のリアルに厳しい状況も書きましたが、険しさを誇張したいわけではありません。
この記事では、30代後半、未経験の自分でも日々積み重ねたらWebコーダーになれたので、
似たような境遇でこれから目指そうとしている人にも決して悲観することはないということをお伝えしたかったです。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。